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ベアーSの経営破たん、ヘッジファンド依存の収益体質が原因

ウォールストリート・ジャーナルは3月17日付の紙面で、米大手投資銀行のベア・スターンズが破綻に至った大きな原因の一つは、同行から事業資金を借り入れていたヘッジファンドが相次いで、同行との関係を解消したためと報じている。
ヘッジファンドは、ベア・スターンズのような投資銀行に口座を開設し、証券などの担保資産を差し入れて事業資金を借り入れているが、ベア・スターンズの資金繰り悪化の噂が広がる中で、相次いで口座を解約したため、同行は経営破たんに陥ったとしている。

こうしたベア・スターンズのプライム・ブローカー業務は、調査会社のクレジットサイツによると、同行の収益全体の10%以上を占めるほど大きな収益源の柱になっていた。

しかし、ここ数週間は、シタデル・インベストメント・グループとルネッサンス・テクノロジーズの大手ヘッジファンドが、同行の口座を解約し、バンク・オブ・アメリカなど他のプライム・ブローカーに担保資産を移し替えたことから、同行に対する風当たりが強まっている。

ヘッジファンドは、プライム・ブローカーから事業資金を借り入れているため、プライム・ブローカーが破産法の適用申請など深刻な経営問題に直面した場合、担保資産が凍結されるとか、返還されないという事態を恐れる。

ただ、大手ヘッジファンドのポールソン・アンド・カンパニーは引き続き、ベア・スターンズとビジネス関係は維持する意向。同行は規制金融機関なので危機を乗り越えるのに必要な資金は十分あると見られることや、ポールソンの場合、事業資金は借り入れに頼っていないこともある。

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