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ファンドマネージャーの本音

最近の厳しい市場環境を背景に、個人投資家はファンドマネージャーから送られた運用報告書を一段と熱心に読んでいる。マネージャーからの報告は金融用語が多用されており、個人投資家には分かりづらいことが多い。6日付米ウォールストリートジャーナルでは、ファンドマネジャーと投資家との率直なコミュニケーションについて論じられている。
ミューチュアルファンドや株式会社のスキャンダルが蔓延した2004年、米国の大手調査会社モーニングスターが「スチュワードシップ」という格付けを開始した。スチュワードシップは、受託者が負う監督と報告の義務のこと。ファンドや株式会社が投資家とどのような関係を築いているか、「A(最高)」から「F(最低)」まで評価する。モーニングスターのアナリストは「ファンドは、投資家を(客ではなく)オーナーのように扱うべきだ」と述べているが、法的にも正しい判断である。「実際に間違いを告白し、『買うべきでない銘柄に手を出してしまった』と伝えるのは、健全で誠実な対応である」とも述べている。同記事では、米ワイツ・ファンドと米レッグ・メイソン・バリュー・トラストが、カントリーワイドへの投資で失敗した事実を投資家に打ち明けた事例が伝えられている。近頃、投資家に株価が反発する前に投資をするように促すレポートを出したマネージャーが非常に多い。マネージャーのアドバイスは、投資家からの解約を防ぐだけでなく、個人投資家にとっても有益である。多くの投資家は、価格が高騰してから投資をしたり、暴落したときに慌てて撤退することが多い。ある専門家は「地元の商店街で特売品に飛びつくような消費者は、ここぞと言う時に株式やファンドへの投資をためらうことが多い」と述べている。あるマネージャーはレポートのなかで「金融危機が収束した後、株価が好転する」と伝えた。しかし、現時点で全てのマネージャーが株式を買い時だと考えているわけではなく、株式購入の凍結を維持しているファンドマネージャーも存在している。



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