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ソロス氏「ヘッジファンドのレバレッジ使用に規制が必要」

ヘッジファンドのソロス・ファンド・マネジメントを率いる著名な投資家、ジョージ・ソロス氏は9日、自著「The New Paradigm for Financial Markets: The Credit Crisis of 2008 and What It Means」の発表会見で、銀行やヘッジファンドに対する国際的なレバレッジ規制の必要性を指摘したと、ダウ・ジョーンズが9日付で報じている。
同氏は、「市場参加者が使用できるレバレッジの規模を規制する必要がある。これは是非実現しなければならない重大な改革である」と語った。また、同氏は「もし、レバレッジが規制されれば、金融システムの機能が改善するだろう」と述べた。

金融市場の混乱について、同氏は「現在の金融危機は1930年代以来の最悪の状況にある。金融システムは極めて深刻な状況にあり、先行き不透明感が強い」との認識を示した。

実際、IMF(国際通貨基金)は8日、クレジット市場と住宅市場の危機により、金融機関はこの2年間で、9450億ドル(約96兆4000億円)の損失を受けるとの見通しを明らかにしている。

米国経済はリセッション(景気失速)にすでに入っているか、あるいは、入る寸前の状況だといわれていることについて、同氏は、「今後、リセッションがどの程度になるかについては予測困難」とした。

市場では金融市場の混乱や経済の先行き不透明感を利用して、ハイリターンを追及する動きがあるが、同氏は、「本来、市場は不確実性を特徴とする」としたものの、具体的に今後、どの分野が有望かについては明らかにしなかった。

また、同氏は、投資家へのアドバイスについて、「資本を温存することが、うまくいく方法だ。私もそうしようと努力している」と語った。

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