トップ >  ヘッジファンドのパフォーマンス悪化するも投資家離れは限定的

ヘッジファンドのパフォーマンス悪化するも投資家離れは限定的

ロイター通信は10日付けの記事で、最近のヘッジファンドの運用成績の悪化にもかかわらず、年金や財団、基金などの大口投資家のヘッジファンド志向に変わりはなく、ヘッジファンド市場からの投資家離れは限定的、と報じている。
その半面、投資家がヘッジファンドの運用成績を注視していることには変わりはなく、ポートフォリオにダメージを受ける前に、1万本以上と見られるヘッジファンドをふるいにかけ、敗者を切り捨て、投資先候補から排除する動きを強めているという。

米PE投資会社ステップストーン・グループのスティーブ・モーズリー氏は、「大口投資家は損失に敏感になっているが、オルタナティブ投資に対するエクスポージャー(金融資産のうち、市場リスクにさらされている資産規模)は減らしていない」と指摘する。

また、ヘッジファンドマネージャーのD・B・ズワーンも、今年、多くの投資家から資金償還請求を受け、1本のヘッジファンドを解散したが、その投資資金は、通常、他のヘッジファンドか不動産などに流れるだけで、オルタナティブ投資全体としては変わらないという。

バークレイズヘッジによると、今年第1四半期(1-3月)のヘッジファンドの運用成績は、4.4%のマイナスとなり、四半期ベースの成績としては過去最悪の水準となっている。

しかし、株式相場の下落はそれ以上に悪化していることから、投資家は、雇用悪化や住宅市場の危機的状況、リセッション(景気失速)懸念で損失が拡大しているポートフォーリオをヘッジファンドが穴埋めしてくれると期待を寄せている。

このため、専門家は、投資資金は制約付きながら、ヘッジファンドに依然として流れ続けると指摘する。



ヘッジファンドのパフォーマンス悪化するも投資家離れは限定的に関連する記事

2008年04月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

ヘッジファンドに投資するならヘッジファンドダイレクト株式会社

HF報酬ランキング テッパー氏が2年連続3度目

デビッド・テッパー

ヘッジファンドマネージャーの2013年の報酬ランキングが発表され、1位はアパルーサ・マネジメントのデビッド・テッパー氏となった。報酬額・・・

ノーベル財団の資産運用は株からヘッジファンドへ

大村智

ノーベル賞賞金の出所であるノーベル財団の資産運用が2013年に引き続き2014年も15.8%と好調である。ヘッジファンド比率を大幅に増…

HSBC脱税ほう助は、ただの香港経由スイス移し?

英の富裕層向け金融大手HSBC

英金融大手HSBCが富裕層顧客の巨額の脱税をほう助していた情報がICIJの調査によって明らかにされた。スイス部門が200か国以上…

高岡壮一郎(ヘッジファンドダイレクト代表)著「富裕層のNo.1投資戦略」|総合法令出版

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする