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マネージド・フューチャーズ・ファンドの復活

9日付のブルームバーグの記事がマネージド・フューチャーズ戦略の復活を報じている。株式市場が下落するなか、金や小麦などコモディティ価格が高騰し、同戦略の躍進につながった。一方、同戦略のリスクの高さを警戒する声もある。
ニューエッジCTA指数によれば、マネージド・フューチャーズ・ファンドは、第1四半期に平均6.3%のプラス、2001年以来の上げ幅となった。MSCIヘッジ・インベスト・インデックスでは、ヘッジファンド全体がマイナス3.9%を記録するなか、同戦略は8種のヘッジファンド・カテゴリーのうちで最高の成績を残した。英レギュラトリー・ニュース・サービス(RNS)の資料によると、AHLで運用されいるマン・グループのファンド(運用資産約220億ドル)は第1四半期にプラス13%と、2001年以来最大の上げ幅となった。また、英ウィントン・キャピタルの「ウィントン・フューチャーズ・ファンド」(運用資産額63億円)もプラス11%のリターンをあげた。過去10年間で2度ほど、同戦略の人気が失墜したことがあったが、専門家は「マネージド・フューチャーズは、金融市場が崩れたときに最大の力を発揮する。」との指摘通り、過去12ヶ月でMSCIヘッジ・インベスト・インデックスがマイナス2.15%となるなか、同戦略はプラス9.5%を記録し、見事な復活を遂げた。一方、ユニオン・バンケール・プリヴェ(UBP)は、同戦略への投資を未だに見合わせている。UBPのマネジャーの1人は「マネージド・フューチャーズ戦略は、トラスト&ベリファイ(信頼して検証せよ)戦略である。ブラックボックスだというつもりはないが、希望通りの透明性は得られない。」と語っている。マネージド・フューチャーズ戦略は、一般的に他の戦略と比較してボラティリティが高く、リスク許容度が低い投資家からの関心は低い。更に、同戦略は、市場の急な反転に際して最悪のパフォーマンスに見舞われることから、先月、一部のファンドではマイナスのリターンを計上した。



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