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米ヘルマン・ジョーダンの株式ファンド、相場悪化でも好調なリターン

ジェリー・ジョーダン氏が経営トップを務める、へルマン・ジョーダン・マネジメント(米ボストン)の「Jordan Opportunity Fund」の好調が伝えられている。
4月10日付けのブルームバーグによれば、年初来から今月8日までの運用成績は4.8%のプラス。金融株の早期売却とエネルギーセクターへの先見性ある投資により、大型グロースファンド509本のトップに立った。

ファンドの運用資産額は7,200万ドル、平均以上の増益を見せる企業40社の株式に投資を行い、過去3年でプラス19%と、他ファンドの3倍以上の伸び率となった。3年間のシャープレシオは1.04(同種のファンドは0.20)。また、モーニングスターの最高格付けである5つ星を獲得している。

4月7日時点で、同ファンドにおける主要な10銘柄の株式のうち7銘柄は、エネルギーと素材関連企業が占める。中心となるのは鉄鋼銘柄で、米国製鉄最大手のUSスチール(ポートフォリオの5.6%)、ニューコア(同4.2%)、世界最大のシームレス鋼管メーカーであるテナリス(同2%)となっている。USスチールとニューコアの株価は、年初来から今月9日までに17%のプラス、テナリスはプラス16%だった。

エネルギー関連エクスポージャーでは、世界最大のオフショア石油採掘企業であるトランスオーシャン(同5.4%)が今年3.5%のプラス、ウェザーフォード・インターナショナル(同4.4%)はプラス8.8%。一方、油田検層のシュルンベルジェ(同4.1%)は、原油需要減少の兆候を受けて8.7%下げた。

これに加え、サブプライムローン市場の崩壊は当初の推定以上に収益を蝕むだろうと確信し、昨年11月と12月に金融大手のメリル・リンチとゴールドマン・サックス・グループのポジションを手放していた。ジョーダン氏は「金融セクターの神話は崩壊したと考えて間違いはない。当面の間、手を出すことはないだろう」との見解を示した。

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