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米SEC、投資信託の不正取引容疑で英ヘッジファンドを告訴

米国内の投資信託の不正取引容疑で米証券取引委員会(SEC)に告訴された英ヘッジファンド運用会社、ヘッドスタートは11日、「訴訟は事実無根で、全面的に争う準備を進めている」とのコメントを発表した、と14日付のロイター通信は報じている。
ヘッドスタートは、数年前に投資信託の不正な事後取引及び虚偽のマーケットタイミング(短期売買)を通じて1億9800万ドルあまりの違法な利益を得た容疑で10日、SECに告訴された。SECが投資信託の不正取引容疑で英ヘッジファンドを告訴したのは、ここ最近で二件目である。

ヘッドスタートによると、問題となっている取引活動はすでに英金融当局、金融サービス機構(FSA)が査察をして検証済みであるという。「現在告訴されている容疑においてFSAはなんら不正な点はないという見解を示していて、弊社もその見解に納得している」とヘッドスタートはロイターに対するコメントの中で述べている。

現時点でヘッドスタートのどのファンドに対しても解約請求はなく、同社ファンドの資産は今回の訴訟の対象には当てはまらない、とヘッドスタートはマスコミに対して述べている。また「弊社ファンドの資産がSECの起こした訴訟によってリスクにさらされる心配はまったくない」とコメントしている。

今回の訴訟は、ヘッドスタートと投資アドバイザーのNajy Nasser氏に対してNYマンハッタン地裁に申し立てられ、不正取引で取得したとされる利益の返還が求められている。SECは、ヘッドスタートが行った取引は投資信託で長期投資を行う投資家の利益を損なう行為だという見解を示している。



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