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米リーマン、PEファンドに10億出資―ヘッジファンドの株式取得が狙い

13日付英フィナンシャル・タイムズ紙によると、リーマン・ブラザーズは、プライベート・エクイティ型ファンドに対し、最大10億ドルの出資を計画している。リーマンはファンドを通じ、今後予想されるヘッジファンド買収の波に先んじて、ヘッジファンド運用会社の株式を取得するのが狙いとしている。
ヘッジファンド運用会社の多くは、自社株の一部を現金化する方法を模索している。近年、大手ヘッジファンド運用会社では、上場や銀行への株式売却が行われてきた。しかし、このところの信用収縮によって銀行はヘッジファンドに対する融資を渋っている。また一方で、上場による情報公開を受け入れられる運用会社はごくわずかに過ぎない。

ゴールドマン・サックスは昨年、ヘッジファンド運用会社を買収する目的で5億ドルのファンド、ピーターシルを設立していた。ピーターシルは、ウィントン・キャピタル(英ロンドン)、キャピュラ・インベストメント・マネジメント(同)、クラレン・ロード・アセット・マネジメント(米ニューヨーク)以上3社の少数株式を取得したことで知られている。

リーマンは、GLGパートナーズ(英ロンドン)、マーブル・バー(同)など大型ヘッジファンドの株式を保有していたが、現在は売却済み。新興国市場専門スピネーカー・キャピタル(同)、クオンツ・マルチ戦略ファンドのDEショー(米ニューヨーク、運用資産額350億ドル)の少数株式は保持している。リーマンの新ファンドでも穏健な投資戦略がとられるものと予想される。

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