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米運用会社SPM、住宅ローン繰上げ返済専門ヘッジファンドをローンチ

クレジット危機を利用してハイリターンを追及する米ヘッジファンドのストラクチャード・ポートフォリオ・マネジメント(SPM)が3月から、住宅ローンの繰上げ返済が困難となっている状況に着目した新しいファンドをローンチした、とロイター通信が15日付で報じている。
SPMの創業者でCEO(最高経営責任者)のドン・ブラウンシュタイン氏は、住宅価格の低下や借り換えローンが困難になっているため、既存の住宅ローンの繰上げ返済が困難になっている状況を利用して、ハイリターンを目指すとしている。

SPMは、主にMBS(不動産担保証券)に投資、その運用資産額は12億ドル(約1200億円)に達している。ブラウンシュタイン氏は、繰上げ返済が困難となっている環境下では、特に「IOローン関連証券」(当初の2-5年間は元本を返済せず利息だけを支払う住宅ローン)が狙い目だとしており、今回のファンドの投資対象としているという。

一般的に、IOローンは元本据え置き期間終了後、通常の住宅ローンよりも速いペースで返済するか、一括返済となるため、サブプライムローンよりも信用リスクが高いといわれている。

SPMは、昨年2月にサブプライムローンのショート戦略型ファンドをローンチ、186%のリターンを投資家に還元している。また昨年5月には、米国の金利変動を利用したファンドをローンチ、9月には、MBSなどのクレジット市場の悪化を利用したディレクショナル(市場の上げか下げを予想して一方向へ賭ける投資手法)型のファンドをローンチしている。

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