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金属取引専門ヘッジファンドのレッドカイト、香港と豪州で新ファンド設立を計画

金属取引専門のヘッジファンド運用会社、レッドカイト・キャピタル・マネジメント(運用資産額10億ドル)は17日、香港と豪州で新ファンドをローンチする計画があると、同日付のブルールバーグが報じている。
レッドカイトは同日付のEメールで、同社の中国向けファンド「Hong Feng Zheng fund」を香港でローンチすると発表した。同ファンドはデリバティブや株式に投資、また運用はHFZキャピタル・マネジメントが担当し、中国の投資会社(Maike Investment Holding)も協力する予定。豪州でローンチする「Red Kite Explorer fund」は、鉄鋼会社に財務面や仕入れ取引などに関してアドバイスする予定である。

「コモディティ価格の変動はかなり激しいが、レッドカイトのように、金属などコモディティを専門とするヘッジファンドなら、大きなリターンをあげることも可能だろう」とヘッジファンド専門の投資顧問会社、DTBキャピタルのデビッド・クレイン社長は分析している。

レッドカイトは2005年、マイケル・ファーマー、デビッド・リリー、オスカー・ルノウスキー3世の3氏が設立。ロンドンとニューヨークを拠点に、工業用金属や貴金属取引に投資するファンドを3本運用している。主要ファンドの「Red Kite Metals」は2005年のローンチ以降、昨年末までに145%のリターンをあげている。

しかし、同社は昨年、投資していたアルミなどの価格が暴落し、巨額の損失を計上。解約を延長したこともあり、経営不安説まで流れた。

欧州の金融機関でヘッジファンド調査を行うある専門家は、ブルームバーグの取材に対し、「金属の価格が今後ずっと上昇し続けるわけではないだろう。レッドカイトが他のコモディティに投資を分散することが賢明な策といえる」とコメントしている。

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