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下げ相場を狙った一部のファンドで年初来マイナスのリターン

いくつかのファンドは、市場が下げ相場であってもあまり影響を受けないように設定されているが、今年はこの期待応えることが厳しいかもしれない。
一般的に、ロング/ショート(ショートバイアス)やマーケット・ニュートラル戦略は、市場全体のパフォーマンスがマイナスになることで利益を上げる。今年、ダウ平均は+8.7%、S&P500は+5.6%だったが、これらの戦略を用いた一部のファンドは、マイナスのパフォーマンスを記録した。モーニングスターの調べによると、今年もっともパフォーマンスの悪かったファンドは、低格付けの地方債や社債に投資する「フォワード・ロング/ショート・クレジット・アナリシス・ファンド」で、現在までのパフォーマンスは-17%となっている。他にもロング/ショート(ショートバイアス)やマーケット・ニュートラル戦略を用いて年初来マイナスのパフォーマンスを記録したファンドは、「アナリティック・グローバル・ロング/ショート・ファンド」:-4.7%「ロベコ・ボストン・パートナーズ・ロング/ショート・エクイティ」:-3.9%「ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ディレクション・コア・エクイティ・ファンド」:-3.8%「DWS・ディシプリン・マーケット・ニュートラル・ファンド」:-3.6%などがある。こうしたファンドがマイナスのパフォーマンスを出した原因として、シーダー・リッジのヘッジファンド・マネージャーは、「低格付け債券や長期地方債を買い、ヘッジのためTB(米財務省短期証券)を空売りしていた。しかし、信用市場収縮に伴う投資家のリスク回避行動により、低格付け債券の価格が下落し、TBの価格が上昇したことが原因」と指摘した。



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