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米アティカス、肥料需要を見込み探鉱会社へ投資拡大

農作物商品への投資が活発化し価格が高騰しつつある現在、ヘッジファンドは、より大きなリターンが見込める特定の分野へピンポイントで投資するようになってきていると、21日付のダウ・ジョーンズが報じている。
ニューヨークに拠点を置くヘッジファンド、アティカス・キャピタル(運用資産額200億ドル)は昨年11月、豪州で探鉱プロジェクトを行っているレジェンド・インターナショナル・ホールディングズの株を1株80セントで、1,875万株購入。レジェンド社はオーストラリア北西部の鉱区でリン鉱石の発掘権を所有している。リン鉱石は、穀物需要の増す中、肥料の原料として肥料メーカーなどから需要が高まっている。今年に入って、リン鉱石の価格が高騰したため、レジェンド社の生産開始は早くても2年後にもかかわらず、サプライヤーとして契約を獲得できるとの予測から、同社の株価は3倍に達した。リン鉱石は買い取り契約のため、事前に運用資金を確保できるとの判断からである。株価高騰を後押ししたのは、先週レジェンド社が発表した同社の鉱区での埋蔵量に関する調査である。同調査によると、同社の鉱区では年間500万トンの生産と7.02億ドルの利益が見込まれている。3月時点でリン鉱石は1トン300―400ドルで取引されており、この価格が維持されるなら、大きな収益が予想される。アティカスは第1四半期、レジェンド社の発行済み株式を13%近く取得、3月末日現在で2,880万株所有している。ダウ・ジョーンズによれば、17日には、アティカスが保有するレジェンド株の時価総額は1週間前の5,500万ドルから7,050万ドルに上昇したという。



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