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バンカメの米カントリーワイド買収撤回見通し、ヘッジファンドの運用にも影響

バンク・オブ・アメリカと米住宅ローン最大手カントリーワイド・ファイナンシャルの買収合意が破談になる可能性があるとの一部のアナリスト予想を受け、同社の株価が5日、10%以上も急落、株式ロング・ショート戦略を取るヘッジファンドなどにも影響が及んでいると、ダウ・ジョーンズは6日付で報じている。
FBRキャピタル・マーケッツのアナリスト、ポール・J・ミラー氏は5日、バンク・オブ・アメリカは、カントリーワイドの1株当たりの買収額を当初合意した7ドルから引き下げるため、再協議を開始しており、最悪の場合、買収を撤回する可能性があると指摘、カントリーワイドの株価目標を従来の7ドルから2ドルに引き下げている。

株式ショート戦略を取っているヘッジファンドなどにとっては、今回のカントリーワイドの株価急落は追い風と見られている。最新のデータでは、4月15日時点で、同社の信用売り残は発行済み株式数の17%(9900万株)を超えている。

米調査会社ニューポート・ビーチのトム・ロンクCEO(最高経営責任者)によると、信用売り残は12億ドル強に達しており、2005年7月以降の同社の株価下落の要因の一つになっているという。

株式ショート戦略のヘッジファンドでは、シーブリーズ・パートナーズ・マネジメントが知られるが、依然としてショート戦略を維持している。このほか、投資運用会社のレッドフィールド・ブロンスキーやミューチュアルファンドのキャピタル・グロウス・マネジメントがある。

一方、株式ロング戦略のヘッジファンドでは、SRMアドバイザーズがカントリーワイドの発行済み株式の約8%に相当する4700万株強を保有している。この中には先月、1株当たり6ドルで買い増した1600万株が含まれる。

SRMは比較的低価格で大半の株式を取得しているが、SRMの顧客の投資家が資金の回収に動いたため、損失が急拡大している。

このほか、株式ロング戦略のセプター・ホールディングスやミウラ・グローバル・マネジメント、ファー・ツリーは、カントリーワイドの株式を維持しながらも、限定的に空売りしている可能性がある。

また、あるアナリストは、カントリーワイドのM&A(企業の買収・合併)にターゲットを絞った買収アービトラージ型ヘッジファンドは、今回のバンク・オブ・アメリカによるカントリーワイド買収が失敗した場合、損失が拡大する可能性が大きいと指摘している。

DOW JONES NEWSWIRES
As Countrywide Stock Stumbles, Hedge Funds Gasp, Grin

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