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英ヘッジファンドのRABキャピタル、ノーザンロックの株主に書簡で協力要請

英住宅ローン大手で経営難に陥ったノーザン・ロックの将来を巡り、大株主であるヘッジファンドと経営陣の攻防が続いている。

ノーザン・ロック株の7%以上を保有するRABキャピタルは、他の株主に対し、手紙を送付し、15日に開かれる臨時株主総会にてRABの主張を支持するよう求めた。RABと同様に大株主のヘッジファンド、SRMグローバルもRABの主張に賛同している。
ノーザン・ロックは、信用市場の収縮で昨年9月に資金繰りが困難となり、身売りを検討している。同社の経営陣はヴァージン・グループ傘下のコンソーシアムの買収提案を受け入れる方針を決めたが、大株主のRABとSRMはこれを認めていない。ヘッジファンド連合は、独立系投資グループのオリバント・アドバイザーズによる買収提案を支持している。既存株主がよい高い利益を得られるためとしている。

臨時株主総会は、RABとSRMが要請して開催が決定した。この席でヘッジファンド連合は、経営陣が株主の支持なしに身売りを実行することは阻止する構えだ。また、資本構成を変更する新株発行の引き受けに、既存の株主が参加できるよう主張するとしている。

市場関係者によると、ノーザン・ロックが完全な形で買収される可能性は下がっており、会社の部分的な国有化なども、今後のシナリオとしてありえるとの見方も出ている。住宅価格のさらなる下落が、買収提案を台無しにする懸念が高まりつつあるためだ。

英国政府はクリスマス前にゴールドマン・サックスに対して、買収先への融資による支援を打診したが、ゴールドマン自体は融資をするつもりはないと考えられる。



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