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ヘッジファンド業界の統一評価基準―米パラディン・システムズ

ヘッジファンド専門のITサービス提供会社の米パラディン・システムズは20日、ヘッジファンドのポートフォリオ評価基準に関するレポートを発表した。
パラディンが発表したレポート「Hedge Fund Portfolio Pricing Best Practices」では、ヘッジファンドのポートフォリオに対する業界基準の評価法を構築するには、ヘッジファンドに関係する全ての業種(アドミニストレーター、プライムブロカー、金融当局)の協力が必要であると指摘されている。現在は、業界で標準化された評価基準が存在しないため、同様の資産で構築されたポートフォリオでも、異なった評価額が算出されてしまう危険性が存在している。ヘッジファンドマネージャーは、ポートフォリオの保有資産を公開することでファンドの運用戦略が漏れてしまうことを懸念しているが、業界基準の評価法が公開され、情報公開プロセスが全ての資産クラスで承認されれば、保有資産の報告がファンドの詳細部分に関するものではなことから、ファンド特有の運用戦略の漏洩を防ぐことになる。同レポートによると、業界統一基準の導入によって、バックオフィスやミドルオフィスの機能が拡充され、ヘッジファンドの透明性が高まることから、より多くの資金がヘッジファンドに流入すると考えられている。業界の透明性が高まれば、投資家はヘッジファンドへの投資額を増やし、ヘッジファンドは豊富な資金調達が可能となることから双方にとって利点があると指摘している。

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