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ヘッジファンドの人事提案をめぐり波乱の株主総会に

ウォールストリート・ジャーナルの23日付の電子版では、パリで開かれた仏ITサービス会社の株主総会において、会社側と株主側が対立、照明は消えマイクも切られるなどの大荒れとなった様子が報じられている。
仏IT企業アトス・オリジンは22日、年次株主総会を行ったが、株主による会長退任や経営陣の刷新提案をめぐり波乱の株主総会となった。結局、株主総会は途中で中止となったが、会社側と対立している大株主のパーダス・キャピタル・マネジメントとケンタウルス・キャピタルのヘッジファンド2社は、延期は違法行為として、訴訟に踏み切ったことを明らかにしている。両ヘッジファンドは、合計でアトスの発行済み株式の23%を保有、取締役会に5人の役員候補を指名している。株主総会で人事案件が承認されれば、同社の身売りを含めてあらゆる選択肢を検討するとしている。会場が騒然となったのは、総会開始の3時間後だった。突然、同社の株式の3%を保有する従業員持ち株会のジェラード・ゲールゲリアン理事長が発言に立ち、ヘッジファンド2社が推薦する役員を支持したのがきっかけだった。その後は、会社側を擁護する株主らが椅子から立ち上がり、ゲールゲリアン氏は独裁者だなどと、怒号が飛び交う大騒ぎとなった。議長を務めていたフィリップ・ジェルモンCEO(最高経営責任者)らが総会の中止を宣言した。訴訟の焦点は、延期となった株主総会の扱いとなりそうだ。会社側は6月初めまで延期したい考えだが、もし、延期された場合、すでに投票を済ませている株主や投票権自体を売却している株主は、議決権行使の資格を失う。このため、ヘッジファンド2社は株主総会を新たにやり直すのではなく、継続扱いにしたい考えだ。Dow Jones
Chaos Surrounds Atos



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