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英ヘッジファンド大手マン・グループ、業績好調で配当倍増

英上場ヘッジファンド最大手マン・グループが29日に発表した2008年3月期の年度決算によると、税引き前利益は、前年同期比13億ドルから60%増の20.8億ドルとなり、同社は配当を倍増した。
同社の総運用資産額は、3月末日時点で746億ドルだったが、その後さらに40億ドル増え、5月末現在785億ドルとなり、過去5年で3倍増となっている。アナリストによれば、マン・グループの業績が好調なのは、同社の旗艦ファンド「AHL」(運用資産額240ドル)のパフォーマンスが35%増と大幅に伸びていることが大きく寄与しているという。AHLは同社の総運用資産額の30%近くを占める主力商品で、株、債券、エネルギー、商品など複数の市場の価格動向に連動した数量モデルを駆使して運用。同ファンドのリターンは同社全体のリターンの90%に達している。好調な業績を受けて同社は、通期配当を1株当たり44セントと、前年度の20セントから倍増した。また、同社は自社株の買戻しを直ちに再開することを明らかにした。ピーター・クラーク最高経営責任者(CEO)はダウ・ジョーンズの取材に対し、「現在の市場環境で生き残るためには、オルタナティブ投資への分散投資が必要不可欠」と語っている。また、最近の不安定な相場の影響で、プライベートエクイティや不動産よりもヘッジファンドへ配分する動きも高まっていると指摘している。クラーク氏によれば、企業規模が大きい程、優秀な人材を確保でき、多様な戦略も実行しやすく、投資家に透明性の高いサービスを提供できるという。また、同社のファンドは他社と違い、早期解約に対して手数料を請求する商品の割合が高いことも一因と考えられる。AHLに比重が偏りすぎていることを懸念するアナリストもいるが、シティ・グループのアナリストは、マン・グループの業績が今後も好調に推移し、今年度末には運用資産額が930億ドルに達するだろうと予測している。Dow Jones
Man Group Sees More Investors In Hedge Funds

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