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2008年の英ファンド業界、ファンド・オブ・ヘッジファンズが資金集めで有利に

英国のファンド業界では、信用危機が発生して以降、資金集めに困難を強いられているが、一方でファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHFs)は今年、資金集めがしやすくなるとの見通しを、9日付のロイターが伝えている。
2007年は株式市場が不安定に変動し、FT100指数のリターンもプラス5.3%と低調に終わり、ファンド・マネージャーなど運用者の2008年に対する見通しも弱気が目立っている。こうした環境にも関わらず、FoHFsは、例えばサブプライム関連証券に底値に賭ける投資戦略などにより、好成績を収めている。

ある投資信託アナリストはロイターの取材に対して「ファンド業界にとって状況は厳しさを増しているが、プライベート・バンキングの世界では、ヘッジファンドやFoHFsに対するアセット・アロケーションがさらに増える傾向にある」と述べている。

また、英大手ヘッジファンド、テムズ・リバー・キャピタルで投資ディレクターを務めるマイケル・ウォーレン氏は「中規模の年金基金、プライベートバンクの運用者や株式ブローカーなどから、ヘッジファンドに対するニーズがある」と述べている。テムズ・リバーの運用するヘッジファンド「テムズ・リバー・マルチ・ヘッジ」は、2007年7月に7000万ポンド、また11月にも8350万ポンドの資金を集めている。

特にFoHFsは、単一の戦略のみでなく複数の戦略に分散投資する効果を持つことから、2008年も引き続き高い需要が見込まれる。その場合、資金が向かうのは資金規模が大きいファンドになる傾向が強まりそうだと、同紙は伝えている。

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