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豪州年金基金、ヘッジファンドへの投資拡大―ヘッジファンド業界団体AIMA調査

オーストラリアの主要年金基金が、数年内にヘッジファンドへの投資を拡大する意向であることが最近の調査で明らかになった。
先週発表された調査で、豪州の大手年金基金は今後2―5年の間に、ヘッジファンドへの投資比率を現状の2.5%から3.5%に高める見通しで、投資額は10億ドル拡大することが明らかになった。現在、年金基金の70%近くがヘッジファンドに投資しており、今後2―5年の間には90%近くに達する見込みだという。今回の調査は、ヘッジファンド業界団体であるオルタナティブ投資運用協会(AIMA)の豪州支部が外部に委託して、今年第1四半期に実施。総運用資産額1,000億豪ドル超となる豪州主要年金基金を対象とし、ヘッジファンドへの投資に対する投資配分や見解、また今後の見通しなどが明らかになった。AIMA豪州支部のキム・アイビー代表は、今回の調査で、豪州の機関投資家の中で最大規模となる年金基金が、ヘッジファンドのパフォーマンスに対して高い信頼を寄せていることが明らかになった、とコメント。「今後、運用に対する透明性を高め、ヘッジファンドへの理解がさらに進めば、年金基金だけでなく、ほとんどの機関投資家がヘッジファンドへの投資配分を高めるようになるだろう」と述べている。ヘッジファンド運用会社を選択する基準に関しては、運用経験、トラックレコードのほかに事業規模をあげる回答者が多かった。そのため、独立系の運用会社より、大手金融機関傘下のヘッジファンドを好むと回答した年金基金は65%に達した。国内の独立系ヘッジファンド運用会社に投資すると回答したのはわずか6%以下だった。現在、ヘッジファンドへの投資比率の61%を占めるファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)だが、今後2―5年の間に50%近くに下がり、分散化が進むと多くの基金が予測。今後有望視しているヘッジファンドとしてあがったのは、株式ロング・ショート、ディストレスト債、そして新興国市場向け戦略のヘッジファンドだった。アイビー氏によると、今年に入って、豪州の年金基金の間でヘッジファンドへの関心が高まっているのには、主に二つの理由があるという。一つは、ほとんどのヘッジファンド運用会社が透明性を高めるようになったこと。もう一つは、最近の金融不安を受けてリスクヘッジとしての関心が高まっていることだという。

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