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米連邦銀、デリバティブ市場の安定化巡りヘッジファンドや投資銀行幹部と会合

ニューヨーク連銀が9日、金融システムの安定化のため、大手銀行、証券やヘッジファンドなど17の金融機関の代表と2時間にわたり、クレジット・デリバティブ市場の改善策について協議した、とダウ・ジョーンズが同日付で報じている。
協議に参加したのは、モルガン・スタンレーやJPモルガン・チェースなどの投資銀行や証券会社のほか、シタデル・インベストメント・グループやブルーマウンテン・キャピタル・マネジメントなどのヘッジファンドの幹部で、クレジット・デリバティブ取引の90%を占めている。FRBにとって、最大の懸念はCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)市場で、現在、62兆ドル相当の社債や貸出債権のデフォルト・リスクがCDS契約でカバーされている。CDS市場は相対取引のため、市場の透明性が低く、デフォルトが発生した際のCDS契約の決済や参加者間の権利移転などは旧態依然としているのが実情。このため、米金融界では、CDS市場の参加者の経営破たんによる市場混乱を回避する方法として、銀行とブローカーとの間に、集中決済機関を設置する計画を進めている。今秋にもシカゴにクリアリング・コープが決済機構として立ち上げられ、業務を開始する予定だ。FRBでは、CDS契約の標準化やCDS契約の残高もネッティングを通じて減少させたい考え。また、市場参加者も特定の社債や貸出債権のデフォルト時のCDSの決済方法の改善に取り組んでいる。また、FRBは、オーバーナイト資金の調達を行っているレポ(証券貸借方式による短期資金の調達運用)取引市場の安定化対策も検討している。特に、ここ数年で急成長してきているトライパーティ・レポ(信託銀行がレポ取引当事者の間に入り、第三者的な決済機関となってレポ取引の決済・値洗いなどを代行する)市場では、大手銀行が1日に2兆5,000億ドルもの資金を調達しており、ある日突然、同市場で流動性が枯渇した場合を考えると、システミックリスクの震源となる可能性があると指摘している。Dow Jones
NY Fed, 17 Credit Derivatives Dealers Meet Over Mkt Weakness

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