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二酸化炭素取引ヘッジファンド、調達資金不足で閉鎖へ

ロンドンに拠点を置くヘッジファンド運用会社、カーボン・トレーディング・ファンドは、資金不足のため運用開始わずか2年未満でファンドを閉鎖した。
同ファンドは、デービッド・ベーツ氏により2006年6月から運用されていたが、2007年末に投資家にファンドの資金を返却したと同社に事務管理業務提供していたPCEインベストメント・マーケティング・アソシエートのサム・モース氏は述べた。また「同ファンドは、目標としていた資金を集めることができなかった」と8日の電話インタビューで語ったが、実際の調達資金額についてはコメント避けた。ベーツ氏は「カーボン・トレーディンブ・ファンドは、EUの二酸化炭素排出権先物や代替エネルギー株に投資をするため、最大1億8400万ドルの資金調達を計画している」と2006年5月のインタビューで述べ、年間25%以上のリターンを目指すと語っていた。ロンドンの欧州気候取引所では、EUの二酸化炭素排出権先物価格(2008年12月限:2008年から2012年の間にCO2換算で1トンの温室効果ガスを排出する権利)は、1年で64%上昇し、1トン当り23.75ユーロとなっている。温室効果ガス削減義務を定めた京都議定書の削減実行期間(2008年〜2012年の5年間)が今年1日から始まり、温室効果ガス抑制の動きは今後ますます強まっていく。このため、2008年は排出権取引に関連した投資信託やヘッジファンドのローンチが拡大するとの見方が広がっている。

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