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破産したパシフィックランバーに対する再建計画―ヘッジファンド案を承認か

材木会社パシフィック・ランバーの再建問題に関し、7日付けのダウ・ジョーンズは、ヘッジファンド運用会社マラトン側の再建案が裁判所から認められる見込みだと報じている。
米テキサス州連邦破産裁判所のシュミット判事は、6日に開かれたパシフィック・ランバーの再建に関する口頭審問で、ヘッジファンド運用会社マラトン・アセット・マネジメントと製材メーカーのメンドシノ・レッドウッドの再建案を支持するとの見通しを示した。米カリフォルニア州に拠点を構えるパシフィック・ランバーは、2007年1月に連邦破産法第11章に基づく破産保護を申請していた。材木の分野で130年の歴史を有する同社の再建に関して、マラトンとメンドシノの2社と、ビール銀行(テキサス州)をはじめとする債権者が再建計画で対立していた。マラトン・メンドシノ案は、債権者に5.3億ドルを補償するとしている。債権の評価額を9億ドルとする債権者はこの提案を拒絶し、パシフィック・ランバーの子会社であるスコティア・パシフィックが保有する20万エーカーの森林をオークションにかけて売却するよう求めていた。しかし裁判所は、森林の評価額を5.1億ドルと算定した上で、債権者案は投機的で確実性がないと批判して棄却した。マラトン・メンドシノと債権者は数ヶ月間にわたって争いを続けてきたが、6日の口頭弁論において債権者は、(これまでの5.1億ドルに加えて)新たに3.1億ドルの補償を求めた。これに対しマラトン側の弁護人は、補償を増額すれば再建計画が破綻すると拒否。裁判所も、追加の補償要求に対して「騙された気分だ」と不快感を示した。裁判所は、追加の補償問題に判断を下すには早すぎるが、計画の着手が遅れれば再建が難しくなるとして、次に行われる13日の審問で再建案の決定を下す予定で、債権者側の再建案に対して非常に批判的であり、マラトン・メンドシノ側の再建案が承認される見通し。マラトン側の再建案には、パシフィック・ランバーだけでなく、カリフォルニア州のシュワルツネッガー知事なども支持を表明していた。Dow Jones
Judge To Confirm Pacific Lumber Plan



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