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英投資会社ケンブリッジ・プライス、清算中のヘッジファンドからも手数料徴収

昨年のサブプライム・ローン問題による巨額損失に伴い、英ヘッジファンドのキャリバーは1年前に閉鎖を決定したが、ファンドの清算は進まず、現在も多額の管理手数料を運用会社に支払い続けている、と11日付のウォール・ストリート・ジャーナルは報じている。
3年前に英資産運用会社ケンブリッジ・プレイス・インベストメントがロンドン証券取引所(LSE)に上場させたキャリバー・グローバル・インベストメントは昨夏、米サブプライム・ローン関連証券市場の暴落で巨額の損失を計上。保有資産を清算し、投資家に資金を返還することを発表していた。しかし、今も清算は進んでおらず、今週に入ってキャリバーは、初回償還を来年3月まで行わない可能性があることを明らかにしている。一方で、ケンブリッジ・プレイスは契約に基づき、キャリバーが運営されている間、四半期ごとに管理手数料として109万ドルを受け取り続けることができる。2005年に同ファンドが上場して以来、支払われた管理手数料は総額で約1,200万ドルに達している。今年第1四半期の報告書で、キャリバーは、保有する資産の大部分において価値の下落に歯止めがかからないことを公表している。同ファンドが保有する米サブプライム・ローン関連証券の中には現在10分の1まで価値が下落しているものもあるという。さらに、キャリバーは、最終的に資金が返還される際、現時点の資産価値さえ補償できない可能性がある、と投資家に警鐘を鳴らしている。キャリバーの株価の時価総額は1年前にはおよそ10億ドルあったが、現在では220万ドルまで落ち込んでいる(6月10日現在)。ロンドンとボストンを拠点とするケンブリッジ・プレイスは昨年末、キャリバーが保有していた証券と同種類の証券で2ケタの損失を計上。傘下のヘッジファンド3本の管理手数料を引き下げている。投資家は、強制破産を回避するため、資金の返還を1年延期することに同意している。Dow Jones
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