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ファンド・オブ・ヘッジファンズの投資意欲は衰えず―魅力的なアジア新興市場

今年に入ってアジアの株式市場が低迷しているため、多くのファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)がアジア市場への投資配分を下げているが、一部のFoHFは依然として、アジア市場において強気の姿勢を崩していないと、11日付のダウ・ジョーンズが報じている。
今年、アジアの株式市場が軒並み2ケタの下落を記録している中でも、一部のFoHFはアジア市場への投資意欲を失っていない。長期的にみれば、アジア地域のヘッジファンド市場が成熟に向かっているとの判断から、アジアの新興国市場に対する投資熱は依然として高い。今年第1四半期のアジア向けヘッジファンドのパフォーマンスが低迷する中、FoHF全体におけるアジア地域への投資配分もやや減少している。しかし、長期的な視点から、アジア地域で事業所を新設するヘッジファンドの動きは止まっていない。今年に入ってからも、フィナンシャル・リスク・マネジメント(運用資産額150億ドル)、キャリバーン・キャピタル・パートナーズなど、多くのヘッジファンド運用会社が相次いでアジア地域で事業所を開設している。調査会社ユーレカヘッジによると、アジア向けヘッジファンドの総運用資産額は2001年には165億ドルだったが、現在2,000億ドルと急速に拡大している。アジア地域のヘッジファンド市場が成長・拡大する中、優秀なファンドマネージャーを確保しやすくなったばかりでなく、選択できる投資戦略も多様化し、投資しやすい環境になってきているからだと思われる。アジア地域で利用されている戦略は、株式ロング・ショート戦略が50%と依然として最も高いものの、イベントドリブン戦略とマルチストラテジー戦略など他の戦略が近年増加傾向にあり、多様化が進んでいる。また、あるファンドマネージャーは、ヘッジファンド市場が成熟するにつれて、多種多様な金融商品が登場し、そのプロセスでリターンをあげるチャンスが増えるだろうと予測している。一方、ある市場関係者は、アジアのヘッジファンド市場は近年、ファンドのローンチが相次いぎ玉石混合の状態なので、現在は業界再編の時期と判断して様子見しているFoHFsも多いと指摘している。Dow Jones
FOCUS:Funds Of Funds Give Asia Closer Look As Market Matures

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