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投資家からの大量解約に備えるヘッジファンド

ウォールストリート・ジャーナルは12日付の電子版で、ヘッジファンド運用会社の米HBKインベストメンツが、今月末に予想される顧客の投資家からの大量の解約請求に備えている、と報じている。
すでに、同社の資産運用額は昨年のピーク時の140億ドルから115億ドルと約18%縮小しているが、関係者の話によると、今年に入って、さらに、投資家から運用委託資産の30%超の解約請求がきているという。

HBKの「Master Fund」のリターンは、昨年のサブプライム問題が起こるまで、過去16年間の年平均リターンが15%だった。しかし昨年は1%弱にまで低下した。一方、今年第1四半期(1-3月)のリターンは横ばい、同期間のヘッジファンド業界全体の平均リターンはマイナスだった。

その点では、HBKに投資家からの解約請求が殺到するはないとみられる。とはいえ最近、ヘッジファンド業界全般で投資家の解約請求が増えており、ここ10年間には見られなかった現象となっている。

ファラロン・キャピタル・マネジメント(米サンフランシスコ)も、今年6月末までに14億ドル超の資金償還に直面する見通しで、資産運用額は100億ドル超から80億ドル台に縮小する見通しだ。

アトランタの投資顧問会社、インフィニティ・キャピタルの社長ジェフ・ベール氏は「多くの投資家は解約するなら早めが良いと感じている」とし、「ヘッジファンドにとって、6月末は資金不足問題が最大のリスクとなるだろう」と警告している。

Dow Jones
BST WSJ(6/12) Hedge Funds Brace For Wave Of Bailouts

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