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米シティ、傘下のヘッジファンド「オールド・レーン」閉鎖の見通し

シティ・グループが傘下のヘッジファンド、オールド・レーン・パートナーズを閉鎖する見通しだ、と12日ウォールストリート・ジャーナルは報じている。
オールド・ レーンは、シティのビクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)が同行に入る前に共同設立したマルチストラテジー戦略型のヘッジファンドで、昨年シティが8億ドル超で買収し傘下に収めた。しかし、買収後、同ファンドのパフォーマンスは低迷が続いたため、シティは同ファンドを清算し、残っている資産は同行の他部門に移すことを決定したという。2006年にパンディット氏が共同設立したオールド・レーンは、大々的な営業活動もあり、設立以来わずか9ヶ月で40億ドルの資金を調達。同ファンドのクライアントには、シンガポールの政府系投資ファンドやハーバード大学基金など有力投資家が名を連ねていた。昨年7月、運用資産額が45億ドルに達していたオールド・レーンを、当時のCEOであるチャールズ・プリンス氏は、競争の激しいオルタナティブ投資部門でシティが飛躍するまたとないチャンスと判断、買収を決定した。しかし、昨夏以降、世界的に信用収縮が始まると、同ファンドのパフォーマンスは低迷。また、シティは、買収後に同ファンドを主要ヘッジファンドと位置づけながらも、新規顧客を開拓する営業活動をしなかった。そして、昨年末にパンディット氏を始めとするオールド・レーンの幹部たちがシティ本体へ移ったことが引き金となり、償還請求が殺到。今年4月時点でほとんどの投資家がファンドから資金を引出し、その額は現在まで30億ドル近くに達しているという。シティ幹部によると、5月の段階では、シティ本体から同ファンドに10-30億ドル資本注入することが検討されていたが、本体の財務状況が厳しいため断念したという。シティのパンディットCEOは昨年7月にオールド・レーンを売却した時点で、個人的に少なくとも1.65億ドルを手にしたと推測されている。買収時に同行に招聘されたパンディット氏は昨年12月、同行のCEOに就任している。しかし、今回、自身が設立したヘッジファンドが閉鎖に追い込まれたため、買収時に得た利益の返還を要求されるなど、難しい立場に立たされている。シティは、オールド・レーンの閉鎖に関連した損失を第2四半期に計上する予定だという。Dow Jones
Citigroup to Shut Hedge Fund Co-Founded By CEO

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