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英アクティビスト・ファンドのTCI、米鉄道会社CSXとの攻防にて法廷論争で失点

米鉄道会社CSXが英国のアクティビスト・ヘッジファンド、ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)を相手取って起こしている訴訟で、米連邦地裁は11日、TCIの証券取引法違反を認める判断を示した。ウォールストリート・ジャーナルが16日付で報じた。
CSXの経営方針をめぐって、TCIは経営陣と対立、今月25日の株主総会で、同社の役員12人のうち、5人の入れ替えを目指して、株主委任状争奪戦(プロキシーファイト)を展開している。これに対し、CSX側は、TCIは有価証券の情報開示規定に違反しているとして、ニューヨークの米連邦地裁に提訴していた。同地裁のルイス・カプラン判事は、判決文の中で、TCIが長期間にわたり、ブラジルのヘッジファンド運用会社3Gキャピタル・パートナーズとCSXの経営権の掌握を目指して協調行動を取っていた事実を開示しなかったのは証券取引法に違反するとの判断を示した。しかし、同判事は両ファンドの関係はすでに周知の事実であり、新たに情報開示する必要性がないとし、直ちに、TCIに対し、株主総会での議決権行使を禁じる差し止め命令を出す必要はないとの判断を示した。また、TCIはパートナーの3Gキャピタル・パートナーズと合わせてCSXの株式を8.3%保有しているが、CSX側は、TCIはそのほかに投資銀行とのエクイティスワップ取引を通じて12%のCSX株を取得、議決権を高めていると主張。その上で、CSX側は、これは5%以上の株式保有に適用される情報開示ルール違反とした。この点について、同判事はエクイティスワップ取引で投資銀行が保有しているCSX株の一部、あるいはその大半の実質株主はTCIとする積極的な理由があるとし、証券取引法に違反しているとの判断を示した。しかし、同判事はこれらの持ち株比率がCSXの経営権を支配しうるかどうかの判断を避けた上で、TCIの議決権行使を排除するものではないとしている。Dow Jones
Breakingviews.com: When The Activists Attack

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