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米ゴールドマンS、英ヘッジファンドのチェーン運用のSIVポートフォリオ再編に合意

昨年8月に破たんした英ヘッジファンドのSIVポートフォリオの再編問題をめぐり、破産管財人のデロイト・アンド・トウシュと米証券大手ゴールドマン・サックス・グループが合意した、とダウ・ジョーンズが17日付で報じている。
SIVポートフォリオ(前身はチェーン・ファイナンス)は、英ヘッジファンドのチェーン・キャピタル・マネジメントが運用していたSIV(仕組債投資ファンド)の一つで、運用資産額は70億ドル。今回の再編合意で、資産処分の方法が決まり、上位債権者には投資資金の回収にメドがついた。しかし、下位債権者には資金回収の見込みはないもようだ。

今回の合意に基づいて、ゴールドマンはまず、SIVポートフォリオの資産70億ドルの一部を競売にかけ、7月17日ごろまでに売却する。売却収入は、現金による債務弁済を希望する上位債権者に支払われる。

他方、残った資産は競売で設定された価格でゴールドマンが買い取り、新設するSIVに資産を移転する。その後、この新SIVが同資産を参照債務として出資証券を発行、他の債権者に売却する。その売却収入はゴールドマンに支払われるという仕組み。これは1カ月以内に完了する予定だ。

今回の再編では、ゴールドマンはアドバイザーとして参画、SIVポートフォリオの買い取り資金をまかなうことで、デロイトと合意している。

SIVポートフォリオが保有する証券の大半はサブプライム住宅ローン債権を裏づけとした資産担保証券(RMBS)で、価値が急落、昨年9月に破たんし、デロイトが債権者への資産処分の検討を進めていた。

Dow Jones
Cheyne SIV Creditors Could See Cash After 10-Mo Wait



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