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ヘッジファンドなどの空売り筋、ターゲットを金融株から航空株・建設株へ移行

ヘッジファンドなど空売りを得意とする投資筋が、最近になってターゲットを金融株から航空株や建設株など、個人消費関連企業の株に移していると、23日付のバロンズが報じている。
同誌によると、ヘッジファンドは最近の個人消費低迷に対して非常に神経質になっており、空売りの対象を金融関連株から航空株、建設株に移しているという。航空会社や建設会社は、いずれも個人消費の低迷が業績に響く業種で、特に航空関連は燃料費の高騰が直撃、建設関連は住宅ローンの伸びが期待できず、加えて鉄やセメントなどの原材料が高騰、といった具合に、大幅に需要が減少しているセクターといえる。

空売り筋は、これまで金融関連株で空売りを仕掛けていたが、株価はすでにかなり低迷している。今後は、海外の金融機関やプライベート・エクイティなどが、割安になった金融機関に出資して、株価が回復する可能性があるため、空売り筋は二の足を踏むようになっている。

市場関係者の間で、今後3ヶ月以内に世界の株式市場やクレジット市場で、暴落が起こる可能性があるという見通しが一部にあることも、ヘッジファンドの動向に影響を与えている。多くのヘッジファンドは、ロングのポジションを減らすだけでなく、エクスポージャー全体を減らしているという。

多くのヘッジファンドは現在、投資先企業が万が一破綻した場合に備えて、ストレステストを厳重に実施しつつ、現金を保有して市場が底値をつくのを待ち、様子見している。その一方で、ライバルに出し抜かれることを非常に懸念して、ジレンマに陥っている状態にあると同誌は指摘している。

Dow Jones
21 Jun 2008 05:05 BST Barron's(6/23)
Fund Of Information: Shorts Target Airlines, Builders

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