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米財務次官「ヘッジファンドには高い倫理基準の維持が重要」―業界団体会合

米財務次官がヘッジファンド業界団体の会合でスピーチを行い、ヘッジファンドに対して高い倫理基準を遵守するよう求めたと、23日付のダウ・ジョーンズが報じている。
米財務省のロバート・スティール次官(国内金融担当)は米シカゴで23日、ヘッジファンドを「世界の資本市場に資する、数多くの長所を備えている」と述べた上で、「市場信頼性を保全する上で重要な責任を担っている」と評価した。また、「市場参加者としての重要な立場を踏まえて、高い倫理基準を維持し、模範を示さなければならない」と訴えた。

スティール次官は、米国のヘッジファンド業界団体であるマネージド・ファンド協会(MFA) の会合で基調講演を行い、「ヘッジファンドは、運用規模とレバレッジが大きいため、金融システム全体に及ぶ問題を引き起こす可能性がある」と述べた。その上で、前向きな情報開示、堅実な評価手続き、倫理基準の書面化、リスクの計測・監視・管理をベースとしたリスク管理の実践といった、ベストプラクティス(最良の行動)を遂行するよう求めた。

また、「詐欺や市場操作、風説の流布などによって『市場に勝とう』とすることは、市場信頼性に対する受け入れがたい裏切りだ」と警告しながらも、「規制自体には市場の乱高下を防ぐ能力はない」として、規制による投資家保護の限界を指摘した。

経済全体に関しては、「住宅価格の下落、信用収縮、燃料価格の上昇といった難しい局面での舵取りが続いている」と述べ、金融機関は現在も資本市場の問題に直面しているとの見解を示した。

Dow Jones
23 Jun 2008 20:04 BST DJ UPDATE
Tsy Steel:Cap Mkts Continue To Challenge Institutions



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