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指数の2倍で動くレバレッジ型ETF、ヘッジファンドの利用が拡大

ウォールストリート・ジャーナルは26日付で、多くのヘッジファンドがレバレッジ型ETFへの投資を強めている、と報じている。
金融機関による貸し出しが厳しさを増す中で、ヘッジファンドは資金の効率運用の観点から、小額の資本で高リターンが狙えるレバレッジ型ETFへの投資比率を高めているという。

レバレッジ型ETFは、ベンチマークとなる指標の上昇、あるいは、低下の2倍となる高リターンを目指すETFだが、利益が大きい半面、損失も大きくなるため、比較的安全と見られているETFの中でも、高リスク商品に分類されている。

こうしたETFが人気を集めているのは、銀行が融資に慎重になっているため、中小のヘッジファンドは運用拡大に必要な資金の借り入れが一段と困難となり、資金の効率運用が可能なレバレッジ型ETFに向かっているからだ。

実際に、ヘッジファンドがどの程度、この種のETFを保有しているかは不明だが、ハービンジャー・キャピタル・パートナーズ(Harbinger Capital Partners)の場合、3月末時点で、資産ポートフォリオの4%を占めるという。

また、レバレッジ型ETFの「ProShares UltraShort Oil & Gas ETF」の場合、年初の運用資産規模は2億7,000万ドル弱だったが、年初来25億ドルの新規資金流入があった。また、同様に、「ProShares UltraShort Financials ETF」も年初の9億5,000万ドル弱から、新規に6億ドルも増えている。

業界関係者によると、ヘッジファンドはETFを保有することによって、リスクを緩和できて、かつ新規の資金を調達しやすいなどの利点があるという。レバレッジ型ETFは、株式よりも高リスクとはいえ、それでも、投資家や貸し手から見れば、これらのETFは借り入れの担保と見なす場合が少なくないからだ。

Dow Jones
26 Jun 2008 00:33 BST WSJ(6/26)
Fund Track: Hedge Funds Bet On Aggressive ETFs



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