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英油田サービス大手エクスプロを巡るTOB合戦にヘッジファンド参入

英油田サービス大手エクスプロを巡る買収問題で、24日新たにアクティビスト・ヘッジファンドが参入し、TOB合戦が再燃する公算が大きくなったと、ダウ・ジョーンズは報じている。
アクティビスト・ヘッジファンドのサンデル・アセット・マネジメント(Sandell Asset Management)が、CFD(証拠金による差金決済取引)経由で保有していたエクスプロ株7.8%を正式な株式に交換したことが、24日に当局へ提出した文書で明らかになった。

前日の23日には、英裁判所が企業連合によるエクスプロのTOB案承認のための審問を25日に延期していた。株主となったサンデルは今後、審議中のTOB案に対する裁判所の承認を遅らせようとしている株主側の司法を通じた働きかけに加わるとみられている。

当初、エクスプロの買収を提案したのは、英投資会社カンドーバーやゴールドマン・サックスを中心とした企業連合で、現在、公開買い付け価格として1株当たり1,615ペンスを提示している。

その後、米油田サービス大手のハリバートンも名乗り出たことでTOB合戦が過熱。ハリバートンは1株1,625ペンスで総額18.2億ポンドと、企業連合より好条件を提示していた。しかし、エクスプロは、企業連合側の提案がすでに株主から承認を得ているとして、ハリバートン側の提案を拒否。ハリバートンは先週、買収提案の撤回を表明していた。

一連の動きに対して、エクスプロに投資しているヘッジファンドなどの株主の間では、株価上昇の好機を逃したことに対して不満が噴出。企業連合側の提案が司法に承認されることに難色を示している。

ヘッジファンドなどの株主は、TOB合戦が再熱し公開買い付け価格がさらに上昇することを期待しているもよう。サンデルのほかにエクスプロ株を保有しているヘッジファンドは、米メイソン・キャピタル・マネジメントで、現在7.15%保有している。

Dow Jones
24 Jun 2008 13:29 BST
Sandell's Expro Stake Adds Pressure To Delay Takeover Scheme



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