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英ヘッジファンド自主規制団体の会長に元ゴールドマンS役員が就任

ヘッジファンドの自主規制を定める業界団体が、初代議長に元ゴールドマン・サックス役員を任命したことを発表した。
ヘッジファンド基準審議会(Hedge Fund Standards Board、HFSB)は、これまでの暫定議長に代わり、元ゴールドマン・サックスの役員であるアントニオ・ボルヘス(Antonio Borges)氏を初代議長に任命した。今年1月に発足したHFSBは、ファンド・マネジャーに対し、自主規制を遵守する取り組みに参加するよう求めている。

欧州のヘッジファンド関連組織の14団体が参加したヘッジファンド・ワーキング・グループ(Hedge Fund Working Group、HFWG)が、「ヘッジファンド・ベストプラクティス基準」(hedge fund best practice standards)という自主規制基準を今年1月に策定しており、HFSBはその推進を行っている。投資家・取引先・その他の市場参加者との間で取引を行う際、マネジャーが従うべき規則を定めている。ヘッジファンドに対する印象を改善し、規制強化に向けた動きを鎮める狙いがある。

ボルヘス氏はダウ・ジョーンズに対し、「(ヘッジファンド業界は)激しい批判が向けられているだけでなく、展開が速い。ヘッジファンドに対しては、市場や金融の効率性に対する影響を懸念する声が多い」と述べ、「社会の不安を取り除くと同時に、自主規制を課す必要がある」との見解を示した。

しかし、HFSBのWebサイトによると、現時点で規定を遵守することに同意したファンドは、自主規制基準の作成に携わったファンドのみで、幅広い支持を得ているとは言い難い。これに対しボルヘス氏は、「これからは、より多くのマネジャーを参加させる。我々の活動は勢いを増しており、信頼も高まってきている。投資家は、ヘッジファンドがこの規範を遵守することを望むだろう」と説明した。

他方、米国では独自の倫理規範を定める動きがあり、大統領のワーキング・グループが設置した委員会が、既に同様の規定を作成している。

Dow Jones
26 Jun 2008 19:46 BST
Hedge Fund Body Names Borges To Promote Voluntary Code



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