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米金融大手リーマン・ブラザーズ、小規模ヘッジファンドの支援ビジネスを計画

リーマン・ブラザーズがヘッジファンド支援ビジネスに30億ドル以上の出資を計画していると、30日付のフィナンシャル・ニュースが報じている。
米金融大手のリーマン・ブラザーズが、資金調達に苦しむ小規模ヘッジファンドへの融資ビジネスに乗り出す。「Omega」という名称のファンドを30-50億ドル規模で立ち上げ、新興のヘッジファンドなどに対して出資する。少数株主の立場から経営の支援も行い、最大12社までの運用会社に投資する。

また、先月三菱商事に対して株式の19.5%を3,900万ドルで売却した米大手債権ヘッジファンド運用会社のアラディン・キャピタル(Aladdin Capital)も、ヘッジファンド支援ビジネスに30億ドルを出資すると伝えられている。同社のCEOは「今後2年間で30-40社の運用会社を支援する予定だ。ヘッジファンド業界は混乱のさなかにあるが、今後6-8ヶ月で上向きになるだろう」と述べている。

現在ヘッジファンドは苦戦を強いられている。調査会社の調べによると、3月時点での直近12ヶ月のリターンは平均3.3%で(2003年5月以来の低水準)、年初来のリターンは平均0.3%となっている。また、1-3月期は資金流入が大きく減少し、LTCMが破綻した1998年以来初めてファンドの清算が新規組成を上回った。さらに、銀行の融資引き締めによって急激なレバレッジ縮小を強いられた結果、多くのファンドが損失を出している。

しかし、大手会計事務所でヘッジファンドを専門に扱う会計士は「この2-3ヶ月間、ファンドのローンチは昨年と比べると減少しているものの、年初に比べれば大きな改善が見られる。投資家は、今こそヘッジファンドに投資すべきだと判断している。私も同意見だ」との見解を示している。

この説明を裏付けるように、ヘッジファンド支援ビジネスは拡大を続けている。オールド・ミューチュアル・アセット・マネジメントとAIGインベストメンツは今月、新興のヘッジファンド運用会社を支援するジョイントベンチャーを立ち上げている。さらに、ソシエテ・ジェネラルとブラックロックが共同で事業を行っているほか、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが出資しているヘッジファンド「Petershill」もヘッジファンドへの投資を行っている。

Dow Jones
30 Jun 2008 01:01 BST
Financial News: Lehman Backs Hedge Funds With $3 Billion

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