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ベアーSの破綻ヘッジファンドの管財人、米国内のファンド資産の差し押さえを申請

ベア・スターンズ傘下の破綻したヘッジファンド2本の管財人が、同ファンドの米国内の銀行口座に残る2,430万ドルを差し押さえる許可を連邦裁判所に申請している、と7月1日付のダウ・ジョーンズは報じている。
ベア・スターンズ傘下でケイマン諸島国籍のヘッジファンド2本の破産管財人は、破産法の適用申請が棄却されたため、米破産裁判所のバートン・リフランド(Burton Lifland)判事に対して、ファンドの口座にある現金を回収することを認めるように要求しているという。リフランド判事は、同ファンドが米国に保有する資産を債権者が差し押さえることを禁止していた。

破産裁判所が6月30日に開示した文書によると、ケイマン籍の管財人は、リフランド判事が下した判決に対して上告せず、今後は、米国の銀行口座にある現金など同ファンドの残っている資産を、ケイマン諸島の法律に基づいて、投資家に分配して返還することを目指すという。

焦点となった破産法第15章は、2005年に追加された法律で、企業や破産管財人が外国籍企業の清算手続きを進めるためには、米国の裁判所の許可が必要としている。

ケイマン籍の管財人は、メディアの目が届かないケイマン諸島で清算を進めながら、破産法第15章に基づいた資産保護を受けるために、破産裁判所に申請していたが、1審、2審と棄却されていた。

破綻した2本のヘッジファンドは「Bear Stearns High-Grade Structured Credit Strategies Master Fund」と「Bear Stearns High-Grade Structured Credit Strategies Enhanced Leverage Master Fund」で、主にサブプライム住宅ローン証券に投資していたが、昨夏からのサブプライム関連証券の暴落により、昨年、破綻に追い込まれた。

前者は一時期、運用資産額が10億ドルに達していたが、現在、米国の銀行口座にあるのは870万ドルのみ。また、後者も一時期、運用資産額が6億ドルに達していたが、現在1,560万ドルを残すのみである。

今回の管財人の申請に対する審問は、今月14日に行なわれる予定である。

Dow Jones
01 Jul 2008 19:20 BST DJ
Liquidators Seek To Withdraw $24.3M From Bear Stearns Funds

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