トップ >  英金融当局、ヘッジファンドなどが多用するCFD取引のポジション開示を義務化へ



英金融当局、ヘッジファンドなどが多用するCFD取引のポジション開示を義務化へ

英金融当局は、ヘッジファンドなどが多用している株式のCFD取引のポジション開示を義務化することを発表したと2日付けのダウ・ジョーンズが報じている。
英金融サービス機構(FSA)は2日、ヘッジファンドやアクティビスト投資家などの利用が多いとされる株式のCFD取引(差金決済取引)に関して、ポジションの開示に関する新たに規制を導入すると発表した。実施は2009年9月からで、ロングポジションが発行済み株式数の3%を超えた場合、ポジションを開示することが義務付けられる。なお、株式とCFDが合算で3%を超えた場合も開示の対象となる。

CFDは、投資対象となる資産(株式)を実際には保有せず、投資対象資産の価格差を決済するデリバティブ取引。証拠金取引であることから、一般の株式を購入するより僅かなコストでポジションが建てられる。現在、CFDによる取引は英国の株式市場の約30%を占めている。

実際の株式とは異なり、CFDには議決権は付いていないが、保有ポジションを株式に転換することができる。そのため、ヘッジファンドやアクティビストは、株主総会や経営陣に対して影響力を与える狙いでCFDを利用している。対象企業の株式を水面下で積み増すことができるためだ。今回導入される規制はロングのみが対象で、取引のカウンターパーティー(取引仲介業者)は除外される。

FSAは、CFDの不透明性が市場に悪影響を及ぼすという懸念を抱いていた。FSAは声明で、「我々の目標は、関係者全員に有益な、効率的かつ均衡の取れた情報開示ルールを整備し、市場の信頼と効率性を維持すること」だと述べた。英国保険業者協会(Association of British Insurers)は「詳細に注意を払う必要がある」としながらも、「市場にとって前向きな一歩」だとFSAを支持した。

しかし、これとは逆に否定的な見方もある。FSAは10日ほど前に空売りに関する開示を義務化したばかり。ある専門家は「今回の開示義務化によって、ヘッジファンドは新たに重荷を背負うことになる」として、ヘッジファンドが英国から撤退する可能性を警告している。

Dow Jones
02 Jul 2008 17:08 BST =DJ 3rd UPDATE
UK FSA CFD Disclosure Rule A Blow To Hedge Funds

英金融当局、ヘッジファンドなどが多用するCFD取引のポジション開示を義務化へに関連する記事

2008年07月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

年収41億円の女性トレーダー

おすすめ:年収41億円、世界有数の女性トレーダー 米経済誌フォーブスは昨年2011年のヘッジファンドマネージャーの報酬ランキング上位40・・・

住まいづくりのベストパートナー

おすすめ:研ぎ澄まされた「日本の邸宅」がここに。 “Klass Design”  理想の住まい、そして快適な暮らしを手にするためには、自分にとっての最適な伴走者(パー・・・

30代サラリーマンの不動産投資

おすすめ:いきなり不動産投資の醍醐味を味わった30代サラリーマン 31歳、年収750万円のサラリーマン。初めての不動産投資はどんな物件で毎月の収益金額は・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは