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英ヘッジファンドのエンデバー、英銀バークレイズが救済へ―日本国債取引で巨額損失

日本国債への投資で巨額の損失を出した英ヘッジファンドのエンデバー・キャピタルに対して、英大手投資銀行のバークレイズが救済に乗り出したことが明らかになった、と2日のダウ・ジョーンズは報じている。
英ヘッジファンドのエンデバー(Endeavour Capital LLP)は、かつて29億ドルあった運用資産額が、今年に入ってから40%の損失を計上して現在10億ドルに減り、信用が失墜。起死回生の策として、バークレイズ(Barclays PLC's)からの出資で新ファンドを設立し、また同社の資産運用部門バークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)の顧客から出資を募ることも計画しているという。

バークレイズは救済と引き換えに、新ファンドの成功報酬を一部受け取る。また、BGIは、エンデバーの投資戦略やデータに一部アクセスできるようになる。BGIとは今後さらに、提携関係を深める予定だという。

昨年11%のプラス・リターンを確保していたエンデバーの旗艦ファンド「Endeavour Fund」は今年3月、高いレバレッジをかけて投資していた日本国債の激しい値動きで、約12億ドルの損失を計上していた。

6月30日の解約期限には、ほぼすべての投資家が解約請求を行なったが、投資家による解約を25%に制限するゲート条項により、エンデバーには依然として運用資金が10億ドルほど残っている。

現在エンデバーは、既存投資家に対して、資金を新ファンドに回すか、契約条件の詳細が決まるまでは解約請求をしないように要請している。新ファンドの契約条件にはハイ・ウォーター・マーク方式を採用し、既存投資家に対しては、損失の40%を返還するまでは新ファンドの成功報酬を受け取らない方針。

新ファンドは資金の半分を、BGIが得意とするクオンツ投資戦略で運用し、残り半分は「Endeavour Fund」で従来から採用している戦略で運用する見通し。エンデバーは現在、新規及び既存投資家に対して、信用回復に躍起になっていて、今年3月のような失態は絶対に二度と犯さないよう厳重な対策を講じていると説得し勧誘しているという。

Dow Jones
02 Jul 2008 19:07 BST
Endeavour Capital Looks For Lifeline From Barclays - Sources

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