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英大手ヘッジファンドのマングループ、15億ドルのMENAガス事業ファンドをローンチ

英大手ヘッジファンドのマン・グループが、石油の生産過程で発生するガスを活用するMENA地域専門のファンドをローンチすると7日付のダウ・ジョーンズが報じている。
世界最大級の資産規模を有するヘッジファンド運用会社のマン・グループは7日、MENA地域(中東・北アフリカ)を対象とした環境ファンドをローンチすると発表した。資金の目標調達額は15億ドルで、同社創業以来最大規模のローンチとなる。二酸化炭素の排出を削減するシステムに投資を行い、魅力的なリターンをアピールするだけでなく、投資家の環境に対する意識の高まりにも狙いを定める。

新ファンドの「MENA Associated Gas and Global Environment Fund」は、原油の生産過程で発生する炭化水素ガスを回収し、他のガス製品に加工したり、電力の生産を行うプロジェクトに投資する。現在、こうしたガスの大部分は焼却されており、膨大な温室効果ガスが発生している。世界銀行の試算によれば、年間1,500億立方メートルが燃やされており、米国が1年間で消費するガスの25%、EUの30%に相当する。

このガスの燃焼によって発生する二酸化炭素の量は年間3.5億トンと推定されている。このファンドは、二酸化炭素の排出を削減したことで得られるカーボン・クレジット(排出権)と、エネルギーの生産効率上昇による利益をリターンとして投資家に提供する。

アラブ首長国連邦の政府系投資会社であるインターナショナル・ペトロリアム・インベストメント(IPIC)は、同ファンドに対し3億ドルの初期投資を確約している。IPICはこのファンドに対し、政府からの協力も含めた開発支援を行う。年内後半にも最初のガス回収システムの建設が始まる見通し。

総額約785億ドルを運用するマン・グループは、15ヶ月前ほど前にスタンレー・フィンク前CEOの主導で、1本目の環境ファンド「China Methane Recovery Fund」(運用資産額6億ドル)をローンチさせた。同ファンドは、中国北部において、石炭の採掘過程で発生するメタンガスを回収するプロジェクトに対して投資している。

Dow Jones
07 Jul 2008 16:32 BST =DJ 3rd UPDATE
Man Group, IPIC Launch $1.5B Environment Fund

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