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カリフォルニアの不動産ファンド大手マグワイアに対しヘッジファンドなどが買収提案

ウォールストリート・ジャーナルは8日付で、経営難に陥っている米不動産ファンド大手マグワイア・プロパティーズ(Maguire Properties Inc.)に対し、ヘッジファンド各社が買収攻勢を強めている、と報じている。
同社に対する買収提案は、不動産投資ファンドのパシフィック・オフィス・プロパティーズ・トラスト(Pacific Office Properties Trust Inc.)が6月5日に1株当たり20.25ドル(総額11億ドル)の買収金額を提示して始まった。

しかし、マグワイアの経営陣は、同提案は株主の利益に反するとして拒否回答を示したため、パシフィックによる買収提案は現在、とん挫している。

ただ、同紙が入手したパシフィックがマグワイアに宛てた7月2日付の手紙によると、パシフィックはマグワイアの買収を断念しておらず、直ちにデューデリジェンス(財務調査)に入るとしている。

最近では、パシフィックに続いて、サードポイント(Third Point LLC)とJMBキャピタル・パートナーズ(JMB Capital Partners LP)の2つのヘッジファンドもマグワイアの経営支配権の獲得を目指し、株主委任状争奪戦(プロキシーファイト)を本格化させる意向を明らかにしている。

サードポイントは、最近、SEC(証券取引委員会)に提出した報告書の中で、株主価値を最大限に高めるという義務を果たさない現在の経営陣は再任しない方針を明らかにしている。

また、現在、マグワイアの9.7%を保有しているJMBも、10月のマグワイアの株主総会で新役員を送り込みたい考え。ただ、最近就任したばかりのネルソン・ライジングCEO(最高経営責任者)については再任する方針だ。

マグワイア・プロパティーズは、主に南カリフォルニア州の不動産投資に特化しており、オレンジ郡やロサンゼルスで高級オフィスビルを保有する最大手の不動産ファンド。発行済み株式の時価発行総額も約7億ドルに達している。

5月に、当時CEOだったロバート・マグワイア氏が引責辞任、その後任としてライジング氏が同18日に新CEOに就任している。ライジング氏は前職の鉄道関連不動産デベロッパーのカテラス・デベロップメント()で経営多角化に成功したことで知られる。

マグワイアに投資しているヘッジファンドの多くは、業績回復に賭け、株式取得を強化しており、合計で同社の発行済み株式の約60%を占めている。

Dow Jones
08 Jul 2008 00:55 BST WSJ(7/8)
Maguire Properties Draws Fire For Spurning Offer

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