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英ヘッジファンドRABキャピタル、運用不振で解約相次ぎ、株価低迷に拍車

英ヘッジファンドのRABキャピタルは、5月に業績悪化の見通しを明らかにして以来、旗艦ファンドの株価が大幅に下落しているが、同社株主は今月下旬にさらに悪材料が出ないかと戦々恐々としている、とダウ・ジョーンズは8日報じている。
7日に10%下落して3年ぶりの低水準となったRABの株価は8日、さらに8.8%下落して1株36ペンスとなっている。RABは、2004年に上場しており、英国において上場している数少ないヘッジファンド運用会社の一つである。

RABは今月下旬、今年上半期の決算発表を予定している。すでに5月6日、RABは、今年上半期の税引き前利益が昨年同期の2,270万ポンドを下回る見込みだと発表している。パフォーマンスの低迷からファンドの投資家からの解約請求が相次ぎ、運用資産は昨年末から4月末時点までに12%減少し、63億4000万ドルになっている。

以来、RABの旗艦ファンド「Special Situations」は下げ止まらず、同社の今年の見通しをさらに暗くしている。今月3日時点で「Special Situations」は、年初来25%の下落を記録。また、同社のその他トップ5のファンド4本も、年初来でマイナス・リターンを記録している。

RABの利益は、運用している約30本のファンドからの管理報酬とプラス・リターンを達成した際の成功報酬から成り立っている。しかし、運用不振による相次ぐ解約で、資産規模が縮小すれば管理報酬は減り、また運用不振のため、成功報酬も減少している。

今週に入り、ヌミス証券(Numis Securities)のアナリストが、RABの今年の成功報酬が昨年の7,200万ポンドの半分以下になる可能性があると発言し、同証券がRAB株の買い増しを減らしたことで、さらに株価下落に拍車がかかった。ヌミス証券は、運用不振と解約請求による資産の流出が悪循環となっているため、RABの運用資産額は今後も縮小すると予測している。

不安定な金融市場の中、多くのヘッジファンドは、思うような戦略で運用ができずパフォーマンスが悪化し、投資家の解約請求が相次ぐという悪循環に陥っているため、資産を維持するのに苦労しているという。

Dow Jones
08 Jul 2008 15:48 BST
RAB Capital Shares Sink As Investors Brace For More Bad News

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