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米ヘッジファンドのサンデルマン、投資家に対し解約は当分応じられないと通告

米ヘッジファンド運用会社サンデルマン・パートナーズ(運用資産額40億ドル)は、同社の投資家に対して、当分はファンドの解約に応じられないと説明している、と米紙ウォールストリート・ジャーナルが10日報じている。
現在、運用低迷に苦しむサンデルマン(Sandelman)の旗艦ファンド「Sandelman Partners Multi-Strategy Fund」(運用資産額32億ドル)に対して、投資家の約20%が解約請求している。

サンデルマンは先週、同ファンドの投資家に対して、新たな提案をもちかけたという。まず運用資金の22%を同社が管理している別口座に移し、残りの78%に関しては、同社の新ヘッジファンドに移して1年間のロックアップ処置を受け入れるか、清算予定の現ファンドにそのまま残し、資産を処分し現金化されるのを待つのかを投資家が選択するというものだ。

サンデルマンのパフォーマンスは、金融市場が不安定であることを考慮すれば、これまでのところ、それほど悪くない。6月末時点で、「Multi-Strategy Fund」の年初来のパフォーマンスはマイナス5%、その他のファンドはプラス2.6%である。なお、昨年の「Multi-Strategy Fund」のパフォーマンスは、2%のマイナスだった。同社によると、下半期に入って急激に悪化したという。同ファンドの2006年のパフォーマンスはプラス18%超だった。

同社のジョン・サンデルマン代表は、ソロモン・ブラザースでグローバル・エクイティ・デリバティブ部門のヘッドを勤めたあと、1998年に米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)に移籍した。BOAでグローバル・エクイティ部門の責任者を経て、同社を設立している。

今後、その他のファンドも清算されて新ファンドの「Sandelman Partners Opportunity」に組み込まれる見通しだと、業界誌アブソルート・リターンは報じている。

5月の投資家向けの書簡でサンデルマンは、同月のパフォーマンスがプラス1.3%だったと伝えている。自動車及び自動車部品関連企業、また金融業や建設業での運用でプラス・リターンを上げた一方、不動産や証券化商品はよくなかったという。

金融市場が不安定な中、投資家がリスクの大きいヘッジファンドへの投資に神経質になっているため、わずかな損失を出しただけで解約請求が殺到しているヘッジファンドもあるという。

Dow Jones
10 Jul 2008 01:03 BST WSJ(7/10)
Sandelman Restructures Hedge Fund

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