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米調査会社ヘネシーのヘッジファンド・インデックス、6月はマイナス―株価は上回る

ダウ・ジョーンズは10日付で、米ヘッジファンド調査会社ヘネシーの6月のヘッジファンド・インデックス「Hennessee Hedge Fund Index」がマイナス0.64%となったものの、主要な株価指数のパフォーマンスは上回った、と報じている。
6月の米株式市場が弱気相場となる中で、ダウ工業株30種平均はマイナス10.19%、S&P500種株価指数もマイナス8.60%となったが、ヘッジファンドのパフォーマンスは大崩れせず、健闘しているという。

また、同インデックスの年初来のパフォーマンスはマイナス0.85%となり、ダウ平均のマイナス14.43%を大幅に上回っている。

主な内訳では、6月のヘネシー・ロング/ショート・エクイティ・インデックス(株式ロング・ショート戦略)はマイナス0.35%(年初来はマイナス1.07%)だった。

ヘネシーによると、ヘッジファンドの第2四半期(4-6月)のパフォーマンスは、前四半期に比べて改善し、株価指標を上回ったことについて、金融セクターの株価が6月に下落、7月に入って一段と下げている中で、ショート戦略を取ったことが寄与したとしている。

また、弱気相場の中で、ファンド運用者が慎重に行動し、積極的な投資を控えたことが寄与しているとした。しかし、ヘネシーは、株式市場は住宅市場や原油市場、金融セクターが回復するまで上向かないと見ており、ダウ平均が11,200ドルを割れば、次の下値支持線は10,600ドルになるだろう、と悲観的な見方を示している。

一方、ヘネシー・マクロ・インデックスはプラス2.21%(年初来はプラス7.26%)となった。商品先物価格の高騰で、マクロ系ヘッジ・ファンド(各国のマクロ分析に基づいた為替や金利・株式に投資して利益を得るファンド)が恩恵を受けているという。

マクロ系ヘッジ・ファンドは、目先、商品価格の高騰はいずれ調整されるとの見方に賭けているものの、大方は、価格高騰は長期化すると見ていると指摘している。

アービトラージ/イベント・ドリブン・インデックスはマイナス0.07%(年初来はマイナス0.04%)となった。この結果、今年上期の同インデックスのパフォーマンスは横ばいとなっている。6月は、いくつかのヘッジファンドが株式相場の乱高下の影響で、対国債スプレッドがワイド化して打撃を受けたとしている。

Dow Jones
10 Jul 2008 20:12 BST
Hedge Funds Outperform Equity Markets In June, Index Says

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