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6月の株価大幅下落が直撃したヘッジファンド―米プレンティスと英トスカファンド

11日付けのダウ・ジョーンズは、6月に大きく下落した株式の影響を直接を受け、苦境に立たされているヘッジファンドについて報じている。
米運用会社のプレンティス・キャピタル・マネジメント(Prentice Capital Management)は今年の運用成績が46%のマイナスとなっている。この損失の約半分は、6月の株安によって生じた、小売業の株式と社債の評価額下落によるもの。同社は先月、投資家の解約を凍結する措置をとった。2005年5月に4億ドルの資産でスタートした同社の運用資産額は、ピーク時には20億ドルまで増加したものの、今回の損失によって14億ドルにまで減少している。

同社のマイケル・ジマーマン(Michael Zimmerman)CEOは、6月6日に投資家に宛てた書簡の中で「次の四半期には、幾つかの投資資産に対して大幅な評価損を計上するか、償却する必要があるだろう」と説明したうえで、「一部の投資先の企業が転換点を迎えており、最悪を覚悟する必要がある」と警告した。さらにこの手紙の中で、解約の凍結措置を6ヶ月間保留する意向を示した。

また、マーティン・ヒューズ氏率いる「トスカファンド(Tosca Fund)」は、創業以来最大規模となる約50億ドルの資産で1年をスタートさせたが、金融と住宅建築銘柄が損失を生み、年初来の運用成績は30%のマイナスとなっている。同ファンドは3年連続で20%以上のリターンを生んでいた。運用会社の英トスカファンド・アセット・マネジメントは、投資先は健全な企業であり、資産価値は回復するとの見解を示している。

先週は、米ヘッジファンドのサンデルマン・パートナーズ(Sandelman Partners)が、ファンドの資産約20%に相当する解約請求を受けたため、投資家に対して解約の一時停止を通知したことが報じられている。同社の「Partners Multi-Strategy Fund」は、株式や債券などの証券に投資しており、今年の運用成績はマイナス5%と低迷していた。

Dow Jones
11 Jul 2008 05:00 BST WSJ(7/11)
Prentice, Tosca Get Hit

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