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米ブラックストーンの新PEファンド、目標額を大幅に下回り資金募集を締め切る見通し

昨年設立したファンドの資金調達が難航している米プライベート・エクイティ(PE)大手ブラックストーン・グループは、目標額を大きく下回ったまま、初回募集を今月25日で締め切る見込みだ、とダウ・ジョーンズが11日報じている。
昨年11月に募集を開始した新PEファンド「Blackstone Capital Partners VI LP(BLP VI)」(目標額200億ドル)は当初、初回募集の締め切りを今年4月の予定としていた。しかし、資金調達が目標額を大きく下回り60-70億ドルにしか達していないため、締め切りを延期していた。

昨年、ブラックストーンは前回の「BCP V」の募集で、PEファンド最大規模となる217億ドルの資金調達に成功していた。

資金調達は現状、数年前とは一変して、非常に困難になっている。運用できる資産規模も縮小し、資産の流動性も劇的に低下。また経済が低迷する中、上場企業株での運用で巨額の損失を計上しているため、プライベート・エクイティへの投資配分の縮小も余儀なくされている。金融市場が不安定な現状において、PEファンドの運用マネージャーがリターンを確保できるか投資家は懐疑的なため、PEファンドへの投資を手控えている。

さらに、ブラックストーンは、78億ドル規模の米クレジット処理会社アライアンス・データ・システムズ(Alliance Data Systems:ADS)などの買収案件が難航しており、前回の「BCP V」の資金を「BLP VI」に回す余裕もない。また、「BLP VI」の手数料は業界の基準と比べて突出して高いため、一部投資家からは「法外だ」とクレームも出ている。

現時点で、「BLP VI」の初回募集に出資しているのは、ワシントン州投資理事会、ミネソタ州投資理事会、イリノイ州投資理事会などである。

ブラックストーンは1987年に最初のファンドを設立して以来、今年の3月末日までのパフォーマンスがプラス21%と、高水準のリターンを達成している。

Dow Jones
11 Jul 2008 21:15 BST
Blackstone Group Nears $6B-$7B First Close For Fund VI

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