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コーヒー豆会社株を買い増すヘッジファンド―不況知らずと楽観視

ダウ・ジョーンズは14日付で、ヘッジファンド各社が、米国経済が停滞する中で急成長を遂げている不況知らずのコーヒー豆販売大手、グリーン・マウンテン・コーヒー・ロースターズ(Green Mountain Coffee Roasters)への投資を強めている、と報じている。
現在、同社の株式の時価発行総額は8億7,000万ドルだが、そのうち、約26%がヘッジファンドによって保有されているという。

先週、ヘッジファンドのトレンブラント・キャピタル・グループ(Tremblant Capital Group)は、米SEC(証券取引委員会)に提出した報告書の中で、6月28日時点でグリーン・マウンテンの持ち株比率を約7%に引き上げ、第2位の株主になったと報告している。

現在、最大株主はブルックサイド・キャピタル・インベスターズ(Brookside Capital Investors)で持ち株比率は7.5%、3位がアリダー・キャピタル(Alydar Capital)で持ち株比率は約6%となっている。

ヘッジファンドが同社への投資を強めている理由について、ダンカン・ハースト・キャピタル・マネジメント(Duncan-Hurst Capital Management)のウィリアム・ボー・ダンカンCEO(最高経営責任者)は、「コーヒーは景気の状態に関係なく消費される強みがある。たとえ、景気が悪化してもグリーン・マウンテンへの景気の影響は軽微だ」と指摘、ディフェンス株として位置づけているという。

また、同社固有の要因として、業績好調も要因となっている。特に、同社の家庭用コーヒーサーバーシステムが大ヒットしており、2008年度の連結決算見通しで、売上高は前年度比42-47%増、営業利益率も8-8.5%になると予想している。

カップス・キャピタル・マネジメント(Cupps Capital Management)の運用マネージャー、アンドリュー・カップス氏も、家庭用コーヒーサーバーシステムのおかげで、「グリーン・マウンテンは向こう3年間にわたって高成長を続けるだろう」と太鼓判を押す。

ただ同社の場合、最近のコーヒー原料の高騰による業績悪化懸念から、信用売り残高が6月13日時点で、全発行済み株式約2,400万株のうち、約700万株に達している。また同社の株価は、年初来10%安となっている。しかし、最近の3カ月では10%上昇となっており、空売り筋は損失を抱え込んでいる状態にある。

ダンカン氏は、「同社の株価が割高になっていることも、信用売り残が高い要因になっている」と指摘するが、一方で「3月末までの過去2四半期の純利益は、59%増と伸び率が高いので、コーヒー豆が高騰しても、同社は製品価格に転嫁できる強みがある」と楽観的に見ている。

Dow Jones
14 Jul 2008 18:00 BST
Green Mountain Brewing Up Strong Sales, Investors Say >GMCR

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