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ヘッジファンドの運用残高、07年は前年比30%増の2.25兆ドルへ―英IFSLの調査

英金融業界団体のIFSLは、2007年末のヘッジファンド業界全体の運用資産額は、前年比30%増の2.25兆ドルに増加したとの調査レポートを発表した。
英国の金融業界団体IFSLが14日に発表した「2008年版ヘッジファンドレポート」によると、2007年末時点での世界全体のヘッジファンド運用資産額は、前年比30%増の2.25兆ドルとなった。資産増は第1四半期から第3四半期が中心で、下半期に起きた市場の混乱は、新ファンドへの資金流入を減少させ、業界全体のリターンを低下させたと説明している。

地域別にみると、ニューヨークが依然としてヘッジファンド業界最大の拠点となっている。ヘッジファンド全体の資産に占めるニューヨークのシェアは40%だが、2002年の50%から減少が続いている。これは、欧州やアジアのヘッジファンドが米国を上回る速さで成長している影響によるもので、欧州やアジアでは機関投資家がヘッジファンドへの投資を拡大しており、成長の大きな原動力となっている。

ロンドンのシェアは5年連続の拡大を続け、2002年の10%から2倍増の20%に達した。約1,000本ヘッジファンドが活動するロンドンには、欧州ヘッジファンド全体の80%に相当する約4,500億ドルの資産が集まっている(ファンド・オブ・ファンズや欧州にトレーディング・デスクを置く米ヘッジファンドも加算すれば、欧州におけるロンドンのシェアは90%を超える)。ロンドン以外の欧州の地域でヘッジファンドの活動が目立つのは、フランス、スペイン、スウェーデン、スイスなどとなっている。

また、ロンドン証券取引所(LSE)は、欧州のファンド・オブ・ヘッジファンズにとって、上場先として最も有力な選択肢となっている。投資銀行が提供するヘッジファンド関連サービス(特にプライム・ブローカレッジ)の分野でも、ロンドンは欧州の中心地であり、欧州のプライム・ブローカレッジは90%以上がロンドンを通じて行われているという。

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