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コモディティ・ブーム終焉か―ヘッジファンド、「買い持ち」から「売り」へシフト

このところ、多くのヘッジファンドが、コモディティブームはピークを打ったと判断し、ポジションをロングからショートにシフトしている兆候がある、とダウ・ジョーンズは16日付けの記事で報じている。
16日に、WTI原油先物価格が1バーレル134ドルを下回る大幅下落を見せたが、その他のコモディティも似たような動きを見せている。最近のデータや調査、またヘッジファンド業界の関係者の話からも、コモディティ価格が上昇し続けると予想してロングでポジションを取っていた多くのヘッジファンドが、ショートにシフトしていると判断できるという。

米ヘッジファンド調査会社ヘネシー・グループのチャールズ・グラダンテ代表は、農作物や金属類でのショートが目立つようになり、一部ヘッジファンドは、原油もすぐに追従すると読んでショート・ポジションをとっていると語っている。

「通常、エネルギー関連株に投資しない株式ロング/ショート戦略のヘッジファンドが、原油価格が1バーレル125ドルに達して以来、原油関連株や原油ETFの「United States Oil Fund(USO)」で空売りのポジションを取っている」と同氏は指摘している。

グラダンテ氏のコメントを裏付けるように、USOの空売り総数は、5月30日は計1,600万株をわずかに上回る程度だったのが、6月13日には1,830万株、そして6月30日には2,000万株に達している。

もちろん、今週下落する以前は145ドルまで高騰していたので、グラダンテ氏も、現在の下落が下げ基調に入っているのか、単なる利食いなのかははっきりしないという。実際、原油価格が下落すると予測しているヘッジファンドでさえ、予想下落価格を当初の80ドルから100ドルに上方修正しているところが多いが、原油市場でのロング・ポジションの解消が増えているのは確実な情勢だ。

全米先物取引委員会(CFTC)が毎週火曜日に発表するCOTレポートによると、先週は多くの投機筋が原油先物価格でのロング・ポジションを解消し、2007年前半ぶりの低水準になったことが明らかになった。また、多くの投資家がロングからショート・ポジションにシフトしていることも判明している。同レポートによると、メリルリンチのアナリストが、コモディティブームはすでに今年上半期ピークに達したと発言したという。

グローバル・マクロ戦略をとる米ヘッジファンド運用会社のサード・ウエーブ・グローバル・ インベスターズのラリー・スミス最高投資責任者(CIO)は「今後しばらくは、上げ相場の反落といった様相となるだろう。本当にブームが終わったかどうかは、価格が40-50%下落して、多くの投資家が市場から締め出されるまでわからない」とコメントしている。

Dow Jones
16 Jul 2008 19:58 BST
Hedge Funds Slowly Starting To Rethink Commodities

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