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英ヘッジファンドの破綻したSIV資産の競売、予定額の44%の入札に止まる

17日付のダウ・ジョーンズによると、英ヘッジファンドが運用していたファンド(昨年9月に破綻)のSIVポートフォリオの資産が17日、競売に付され、競売予定額(額面)の約44%に相当する7億9,410万ドルの応札があった。
これは、同ファンドの破産管財人のデロイト・アンド・トウシュ(Deloitte & Touche)が明らかにしたもの。

SIVポートフォリオ(SIV Portfolio plc)は、英ヘッジファンドのチェーン・キャピタル・マネジメント(Cheyne Capital Management)が運用していたSIV(仕組債投資ファンド)の一つで、チェーン運用時は「Cheyne SIV」と呼ばれていた。

今回、競売されたのは、同ファンドのポートフォリオ(運用資産)58億6,000万ドルの一部にあたる18億ドルで、これはすぐに現金への換金を希望する上位債権者と資金の貸し手が保有する資産となっている。これに対し、11件で計7億9,410万ドルの応札があったが、額面の約44%にとどまった。

債権者はすでに昨年9月、同ファンドが破綻して以降、約12億8,000万ドルの分配金を受けているが、今回の競売ではその金額にも到達していない。ただ、債権者は同ファンドの再編が完了後、さらに3億7,000万ドルの現金を受け取ることになっている。

ただ、この競売結果はロンドン時間午後10時半の締め切り前のため、入札締め切り後の正式な数字は18日に発表される予定。

今週初め、競売に先立って、米信用格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、同ファンドの58億6,000万ドルのポートフォリオの価値は、1年前の額面の99.5%から4日時点で62.9%に著しく低下している、と指摘していた。

同ファンドのポートフォリオは、全体の61%がサブプライム住宅ローン債権を裏づけとした資産担保証券(RMBS)で、7%がCDO(多数債権プール型資産担保証券)となっている。

今回、競売に付されなかった残りのポートフォリオについては、競売で設定された価格でゴールドマン・サックスが買い取り、新設するSIVに資産を移転することになっている。その後、この新SIVが同資産を参照債務として出資証券を発行、他の債権者に売却する。その売却収入はゴールドマンに支払われるという仕組み。これは1カ月以内に完了する予定だ。

ゴールドマンは昨年末、アドバイザーとして同ファンドの再編に参画、SIVポートフォリオの買い取り資金をまかなうことで、デロイトと合意している。

Dow Jones
17 Jul 2008 18:06 BST =DJ 2nd UPDATE
Cheyne Finance $5.9B SIV Assets Bid At 44% Of Par

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