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米アクティビスト・ヘッジファンドのアイカーン氏、米ヤフー経営陣と和解―役員に就任

22日付のウォールストリート・ジャーナルによると、米インターネット最大手ヤフーは21日、著名な投資家カール・アイカーン氏が同社の役員に就任することで和解したと発表した。ヤフーの定例株主総会は8月1日に開かれる。
これまで、アイカーン氏は、ヤフーの経営陣の刷新を要求して、元AOLのジョナサン・ミラー会長兼CEO(最高経営責任者)を含む9人の役員候補の名簿を提出。また、マイクロソフトによるヤフー買収を支持して、両者の対立が続いていた。

今回の和解案では、ヤフーは役員数を9人から11人に増やし、増員となる2人の役員はアイカーン氏が提出した役員名簿から選ばれる。ヤフー側はミラー氏の就任を希望しているといわれている。

現在のヤフーの9人の役員のうち、アクティビジョン・ブリザードのCEOでもあるロバート・コティック(Robert Kotick)氏を除く8人が再選され、アイカーン氏が新役員となるため、役員枠の増員分を合わせると3人がアイカーン氏陣営となる。

また、役員の再選の中には、ジェリー・ヤン(Jerry Yang)現CEOも含まれる。しかし、ヤフーの役員は、アイカーン氏の就任でヤン氏の更迭に向けた活動が強まる可能性があると見ているが、関係者はそうした事態は役員就任早々には起きないだろうと見ている。

他方、マイクロソフトからの買収提案については、ヤフーは先月初め、買収額が不十分だとして拒否の回答を行っている。今回、アイカーン氏と和解が成立、株主委任状争奪戦(プロキシーファイト)の恐れがなくなったことで、今後は、マイクロソフトが買収条件を相当引き上げない限り、買収協議が再開される可能性はほぼないと見られている。

しかし、アイカーン氏は声明文を出し、その中で、「ヤフーの全資産あるいは検索事業部門の売却は引き続き、十分検討しなければならない」と述べており、マイクロソフトとの買収協議を完全に断念しない考えを示している。

Dow Jones
22 Jul 2008 00:44 BST
WSJ(7/22) Yahoo Will Add Icahn To Its Board

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