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米ヘッジファンドのハービンジャー、英衛星通信会社との買収交渉が決裂

アクティビスト・ヘッジファンドの米ハービンジャーは、衛星通信サービス会社英インマルサットとの買収交渉を棚上げすると発表した。
米ハービンジャー・キャピタル・パートナーズ(Harbinger Capital Partners)は21日、英インマルサット(Inmarsat)の経営権獲得に対する関心は失っていないとしながらも、買収交渉を一時中断することで両社が合意に達したと、21日付のダウ・ジョーンズが伝えている。この影響でインマルサット株は値を下げた。

インマルサットは6月7日に、ハービンジャーから「全くの事前調査としてアプローチを受けた」ことを明らかにしていた。その後インマルサットとハービンジャーは、買収によって抵触する可能性のある独禁法などの規制への対策に重点を置き、交渉を続けていたという。現在、ハービンジャーはインマルサットの株式を28%保有しているが、同時に、衛星通信サービス会社スカイテラ・コミュニケーションズ(Skyterra Communications)の親会社であるテレスター(TerreStar)の株式を40%保有している。

ハービンジャーは交渉を棚上げする理由として、規制への対応が長期間に及ぶため買収の実施が最大で18ヶ月間先延ばしされる可能性があり、現時点で交渉を続けることに有益性を見出せなくなったと説明した。その上でハービンジャーは、規制への対応に関して容認できる結論が出れば、「インマルサット取締役会から推薦を得るために動く」との見通しを示している。

英国のあるアナリストは、ハービンジャーが長期的なスタンスで取り組んでおり、インマルサットの経営権獲得を成功に導く可能性が高いことを指摘し、この買収に関して競合する相手が存在しないことは当然だと分析している。インマルサットは2005年に上場し、現在の時価総額は約24億ドルとなっている。

Dow Jones
21 Jul 2008 08:23 BST =DJ 3rd UPDATE
Inmarsat Plunges As Harbinger Takeover Talks End

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